防音室の性能 ピアノ編

2018.07.21(土曜日)

ピアノ防音室・防音工事の極意とは?

さて、今回は当社のお客様の中でも一番ご依頼が多いピアノ防音工事についてお話いたします!

ピアノ防音室は正直そこまで防音性能が高くなくても問題ない事が多いです。
だいたい一番低い防音性能でDr35、高くてもDr50あれば問題ありません。

ピアノ防音室・防音工事を計画するにあたり、
①建物の躯体の種類(木造、鉄骨、SRC、RCなど)
②階数
③演奏する時間帯
④演奏する方の年齢(子供?大人?)
⑤近隣状況(お隣までの距離、住宅街など)

まずは上記①から⑤をおさえておきましょう。
特に②の階数は戸建住宅の場合は2階以上に防音工事の計画があるのであれば注意して下さい。

防音室は重量に比例して減音します。
ということは、Dr値が高ければ高い程重量があります。

安易に2階でも大丈夫。っとう業者が居ればちょっと怪しんだ方が良いですね。
木造住宅街で床の耐荷重は1m2あたり180kgと定められています。
6畳のお部屋の場合は約9.9m2なので、1782kgまでとなります。もちろんピアノの重量、そして人の重量も含んでとなります。

ただし180kgまでしか耐えれないという事ではなく、180kgは最低耐えられるようにしなければならないという意味なので、実際は1782kg以上大丈夫です。
しかしそこに根拠はありません。
ですので、当社は木造住宅街の2階以上に防音工事をする場合は、必ず構造計算士に依頼するようにしてます。

どれだけ耐えられるかの数値を出し、その重量に比例した目標Dr値をご提案しております。
というか限界があるのでおのずとDr値は決まりますが。。。

万が一根拠もなく施工した場合、必ず建物が揺れやすくなるので十分に注意して下さい。
倒壊はしないと思いますが・・・。

ピアノ室では、施工方法は浮き構造にて施工します。
防音工事の基本ですね。
良く言われるのが、床は浮き床にする必要はないですよね?と…。

浮き床をしない場合
ピアノを弾く→音が出る→壁や天井に当たる(浮き構造の為躯体には伝わらない。)→床にも当たる。(空気音と固体伝搬音(振動))→浮き構造ではないので、躯体に音が伝わる→床下土台から基礎に伝わる。そして柱にも伝わる。→柱から梁に伝わる。→その音が天井裏で響き合い太鼓現象で増幅する。2階で音漏れの出来上がり(笑)

せっかく天井と壁を浮き構造にしているのに、全く意味ないですね。
ただ、全てがこうなるとは限りません。
というのは弾いた時の出音にもよるからです。
浮き構造ってほんと重要なんです。

振動はピアノは大丈夫だと思ったら大間違い。
分かりやすく言うと糸電話を思い出して下さい。
紙コップに糸がついており、喋ると不思議とあの細い糸のみで繋がっているのに鮮明に声が聞こえますよね。原理はこれです。
どんなに細い糸でも音が伝わるんです。
もちろん糸を切れば聞こえないですよ。

長くなりますが、ここでもう一つ!
私の恐ろしい実体験。

某工務店があるカタログを見て防音工事実施。
壁は減音出来ているが2階で曲名が分かるほど漏れているから助けてほしいと連絡が入る。
近くだったのですぐに行きました。

私も他の方が施工した防音室を体験するのは初めてだったので、ワクワクしながら聞きに行きました。

そして2階で確認。。。。

、、、、だだ漏れやった…。

自分で感じたのはやはり知識や経験がないとこうなるんだと。。。

いつからやりましょうか?と質問すると驚愕の答え。

実は一度家ごと潰して、また一から建てるんです。

......え!?

別に防音室だけ施工しなおせば大丈夫ですよ。と伝えても変わらない。
理解に苦しみましたが、誠意ある対応をする為にもう一度建て直すとキッパリ。

正直この工務店かっこよく感じましたし、素晴らしいの一言です。

ちなみ約1年後に、今度は防音室だけを当社で施工し何も問題なくお引き渡しできました。

このように、甘く考えるとこういう事になるんです。

最後に当社ショールームの防音室動画もUPしておきます。
是非どれだけの効果があるかご覧ください!

防音性能 ピアノ編動画

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